Microsoft Edge をスクリーンリーダーで試す

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Windows 10 から規定のブラウザになった Microsoft Edge ですが、スクリーンリーダーでの使い勝手はどうなのでしょう。
「PC-Talker 10」「NVDA」「ナレーター」で実際に試してみました。

PC-Talker と Edge

検証バージョン : PC-Talker 10 64bit 1.26

使い物になりません。マウスカーソルの読み上げも出来ない上に、キーボード操作は Tab キーで移動する位です。

PC-Talker は現バージョンでは Microsoft Edge をサポートしていないので当然と言えば当然なのですが。
PC-Talker は IE だけのサポートだったのが Firefox、Google Chrome まで拡がったのは良いですが、それもまだ対応が追い付いてないですし、Microsoft もこれからは Edge に力を注いで行くでしょうから PC-Talker には頑張って貰いたいものです。

NVDA と Edge

検証バージョン : NVDA 2018.3.2jp

一応動作します。マウスカーソルも読み上げますが、キーボード操作と挙動が異なります。

マウスカーソルで読み上げた場合、文末まで読み上げますが、検索の協調タグ等ではつまずきます。
キーボード操作の場合は文末までは読み上げず、一行ずつしか読み上げません。
BR や P タグまででは無く一行で止まるので、文章の中途半端な所でぶった切られます。これはちょっと使いにくいですね。

ナレーターと Edge

検証バージョン : Windows 10 October 2018 Update 適用

こちらは NVDA とは逆の様な挙動をします。
マウスカーソルを読み上げさせると一行でつまずき、キーボード操作だと文末まで読み上げます。

マウスを使わずキーボードだけで操作するなら問題は無さそうです。
期待はしてなかったのですが、思いの他ちゃんと動いてくれたので、ナレーターを使うなら IE より Microsoft Edge の方が使い易いかもしれません。

ブラウザとしての Microsoft Edge

検証バージョン : Windows 10 October 2018 Update 適用

直観的で分かり易く画面を一杯に使おうという事なのでしょうが、マウス操作を前提にデザインされている様に感じます。

キーボード操作ではメニューバーが消えたのが痛いですね。
ツールバーのアイテムはショートカットキーで呼び出せますが、ブラウザ毎のショートカットキーなど一々覚えてないですしね。
アドレスバーと表示画面は F6 キーで往復出来るので、最低それだけ覚えていれば、アドレスバーから Tab キーでツールアイテムと設定にはアクセス出来ます。

メニューバーを常に表示する必要は無いと思いますが、呼び出せるオプションは欲しかったですね。
ファンクションキーは矢印キーと離れているのが普通ですし、とりあえず Alt キーを押せば主要なメニューにアクセス出来るというのは大きいです。

個人的には Alt でメニューを呼び出せないだけでちょっと使う気にはなれないですね。
Microsoft Edge はアップデートで仕様変更や新しい機能が次々と追加されているので今後に期待しています。