スクリーンリーダー NVDA ショートカットキー
スクリーンリーダー NVDA の基本操作におけるショートカットキーのリストです。
NVDA のショートカットキーは NVDA メニューから「ヘルプ」→「コマンド一覧表」で確認する事が出来ます。
このリストではデスクトップ用のショートカットキーを抽出し、より簡素化された表に編集して記載しています。
NVDA 制御キーはリスト内で「NVDA」として記載。
適用 : NVDA 2019.3jp
基本的なNVDAコマンド
- ショートカットキー
- 説明
- Ctrl
- 読み上げを停止
- Shift
- 読み上げを一時停止
- NVDA + N
- NVDAメニューを表示
- NVDA + S
- 読み上げモードを読み上げ、ビープ、オフの間で切り替え
- NVDA + 1
- 入力ヘルプモードの切り替え
- NVDA + Q
- NVDAの終了
- NVDA + F2
- 次のキー入力をアプリに渡す
- NVDA + Shift + S
- アプリごとのスリープモードの切り替え
システム情報の報告
- ショートカットキー
- 説明
- NVDA + F12
- 1回押すと時刻を報告、2回押すと日付を報告
- NVDA + Shift + B
- 電源状態の報告
- NVDA + C
- クリップボード内のテキストの報告
NVDAの移動コマンド
フォーカスによる移動
- ショートカットキー
- 説明
- NVDA + Tab
- フォーカスのある現在のオブジェクトを報告。2回押すとスペルを読み上げ
- NVDA + T
- 現在アクティブなウィンドウのタイトルを報告。2回押すとスペルを読み上げ。3回押すとクリップボードにコピー
- NVDA + B
- 現在アクティブなウィンドウ内のオブジェクトを読み上げ
- NVDA + End
- ステータスバー情報を報告。又、ナビゲーターオブジェクトをその場所に移動。2回押すとスペルを読み上げ。3回押すとクリップボードにコピー
キャレットによる移動
- ショートカットキー
- 説明
- NVDA + ↓
- 現在のキャレット位置から進みながら読み上げ
- NVDA + ↑
- 現在キャレットのある行を読み上げ。2回押すと現在行のスペルを読み上げ。3回押すと文字説明で行を報告
- NVDA + Shift + ↑
- 現在選択されている任意のテキストを読み上げ
- Alt + ↓
- キャレットを次の文に移動して読み上げ(Microsoft Word および Outlook)
- Alt + ↑
- キャレットを前の文に移動して読み上げ(Microsoft Word および Outlook)
、テーブル内の移動
- ショートカットキー
- 説明
- Ctrl + Alt + ←
- 前の列に移動
- Ctrl + Alt + →
- 次の列に移動
- Ctrl + Alt + ↑
- 前の行に移動
- Ctrl + Alt + ↓
- 次の行に移動
オブジェクトナビゲーション
- ショートカットキー
- 説明
- NVDA + テンキー5
- 現在のナビゲーターオブジェクトを報告。2回押すとスペルを報告。3回押すとオブジェクトの名前と値をクリップボードにコピー
- NVDA + テンキー8
- 現在のナビゲーターオブジェクトの親オブジェクトに移動
- NVDA + テンキー4
- 現在のナビゲーターオブジェクトの前のオブジェクトに移動
- NVDA + テンキー6
- 現在のナビゲーターオブジェクトの次のオブジェクトに移動
- NVDA + テンキー2
- 現在のナビゲーターオブジェクトの最初の子オブジェクトに移動
- NVDA + テンキーマイナス
- 現在フォーカスのあるオブジェクトに移動し、表示されているレビューカーソルをキャレット位置へ移動
- NVDA + テンキーEnter
- 現在のナビゲーターオブジェクトの実行
- NVDA + Shift + テンキーマイナス
- 1回押すとフォーカスを現在のナビゲーターオブジェクトに移動。2回押すとキャレットをレビューカーソル位置に移動
- NVDA + テンキーDelete
- レビューカーソルのテキストやオブジェクトの位置を報告。2回押すと詳細な情報を報告
テキストの確認
- ショートカットキー
- 説明
- Shift + テンキー7
- レビューカーソルをテキストの最上行に移動
- テンキー7
- レビューカーソルをテキストの前の行に移動
- テンキー8
- レビューカーソルのある現在の行を報告。2回押すと行のスペルを報告。3回押すと文字の説明を用いて行のスペルを報告
- テンキー9
- レビューカーソルをテキスト内の次の行に移動
- Shift + テンキー9
- レビューカーソルをテキストの最下行に移動
- テンキー4
- レビューカーソルをテキスト内の前の単語に移動
- テンキー5
- テキスト内のレビューカーソルがある位置の単語を報告。2回押すと単語のスペルを報告。3回押すと文字の説明を用いて単語のスペルを報告
- テンキー6
- レビューカーソルをテキスト内の次の単語に移動
- Shift + テンキー1
- レビューカーソルをテキスト内の現在行の行頭に移動
- テンキー1
- レビューカーソルをテキスト内の現在行の前の文字に移動
- テンキー2
- テキスト内の現在行のレビューカーソル位置の文字を報告。2回押すとその文字の説明や例を報告。3回押すと10進数や16進数による文字コードを報告
- テンキー3
- レビューカーソルをテキスト内の現在行の次の文字に移動
- Shift + テンキー3
- レビューカーソルをテキスト内の現在行の行末に移動
- テンキープラス
- レビューカーソルの現在位置から進みながら読み上げ
- NVDA + F9
- レビューカーソルの位置から選択またはコピーを開始
- NVDA + F10
- 1回押すと設定された開始位置からレビューカーソルの現在の位置までテキストを選択。2回押すとそのテキストをWindowsのクリップボードにコピー
- NVDA + Shift + F9
- テキストの選択またはコピー開始位置にレビューカーソルを移動
- NVDA + F
- レビューカーソル位置のテキストの書式とドキュメント情報を報告。2回押すと書式とドキュメント情報をブラウズモードで表示
レビューモード
- ショートカットキー
- 説明
- NVDA + テンキー7
- 現在のモードの次の利用可能なレビューモードに切り替え
- NVDA + テンキー1
- 現在のモードの前の利用可能なレビューモードに切り替え
マウスカーソルの移動
- ショートカットキー
- 説明
- テンキースラッシュ
- 左マウスボタンのクリック。ダブルクリックはキーを素早く2回実行
- Shift + テンキースラッシュ
- 左マウスボタンをロック。もう1回押すとロックを解除。ドラッグするにはこのキーで左マウスボタンをロックし、マウスを移動するか、マウスカーソル移動用コマンドを実行
- テンキーアスタリスク
- 右マウスボタンのクリック
- Shift + テンキーアスタリスク
- 右マウスボタンをロック。もう1回押すとロックを解除。ドラッグするにはこのキーで右マウスボタンをロックし、マウスを移動するか、マウスカーソル移動用コマンドを実行
- NVDA + テンキースラッシュ
- マウスカーソルを現在のナビゲーターオブジェクト及びレビューカーソルに移動
- NVDA + テンキーアスタリスク
- ナビゲーターオブジェクトをマウスカーソル位置のオブジェクトに移動
ブラウズモード
- ショートカットキー
- 説明
- NVDA + スペース
- ブラウズモードとフォーカスモードを切り替え
- Esc
- フォーカスモードの終了
- NVDA + F5
- 現在のドキュメントコンテンツを再度読み込み
- NVDA + Ctrl + F
- テキストの検索ダイアログを開く
- NVDA + F3
- 同じ検索文字列でドキュメントの後方に向かって検索
- NVDA + Shift + F3
- 同じ検索文字列でドキュメントの前方に向かって検索
- NVDA + D
- 現在の要素の詳細説明を開く
1文字ナビゲーション
以下のキーを単独で押すと次の要素に移動し、Shiftキーを押しながら押すと前の要素に移動します。
- ショートカットキー
- 説明
- H
- 見出し
- L
- リスト
- I
- リスト項目
- T
- テーブル
- K
- リンク
- N
- リンクのないテキスト
- F
- フォームフィールド
- U
- 未訪問リンク
- V
- 訪問済みリンク
- E
- エディットフィールド
- B
- ボタン
- X
- チェックボックス
- C
- コンボボックス
- R
- ラジオボタン
- Q
- 引用
- S
- 区切り線
- M
- フレーム
- G
- 画像
- D
- ランドマーク
- O
- 埋め込みオブジェクト(オーディオプレイヤー、ビデオプレイヤー、アプリ、ダイアログ等)
- 1 ~ 6
- レベル1から6の見出しに移動
- A
- 注釈(コメント、校閲者による更新等)
- W
- スペルミス
コンテナ要素(内部に要素を含む要素、リストやテーブルなど)の移動
- ショートカットキー
- 説明
- Shift + コンマ
- キャレットがあるコンテナ要素(リストやテーブル等)の先頭に移動
- コンマ
- キャレットがあるコンテナ要素(リストやテーブル等)の直後の要素に移動
現在のドキュメントで1文字ナビゲーションの使用を切り替えるには「NVDA + Shift + スペース」を押します。
要素リスト
- ショートカットキー
- 説明
- NVDA + F7
- 現在のドキュメント内の要素リストを種別ごとに表示
テキストの検索
- ショートカットキー
- 説明
- NVDA + Ctrl + F
- NVDAの検索ダイアログを開く
- NVDA + F3
- テキストを下方向に検索
- NVDA + Shift + F3
- テキストを上方向に検索
埋め込みオブジェクト
- ショートカットキー
- 説明
- NVDA + Ctrl + スペース
- 現在の埋め込みオブジェクトからフォーカスを外し、埋め込みオブジェクトを含んでいる元のページに移動
数式の読み上げ
- ショートカットキー
- 説明
- NVDA + Alt + M
- 数式コンテンツの操作を開始
点字入力
7の点を押すと、直前の1マス分の点字または1文字を消去します。
8の点を押すと、点字入力の変換と Enter の入力を行います。
7と8の点を押すと、点字入力の変換だけを行います。スペースや Enter の入力は行いません。
Windows 10 文字認識
Windows 10 文字認識で現在のナビゲーターオブジェクトの画像を認識するには「NVDA + R」を押します。