ロービジョンでロジクールマウス有効活用もソフトが難点

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視覚障害者がスクリーンリーダーを使ってウェブサイトを閲覧する際はキーボード操作しかしないと考える人も多いでしょう。
ですが、ロービジョンの方や目が疲れやすいといった人がマウスを使いつつ、スクリーンリーダーを補助的に利用しているケースも多いと思います。

そんな方におすすめ出来たり出来なかったりするのがロジクールマウスです。

スクリーンリーダーで多ボタンマウスを有効活用する

多ボタンマウスはボタンをカスタマイズ出来るマウスが殆どだと思いますが、ロジクールマウスはマウス自体の性能も高いものが多いので安心感が有ります。

画面が見えにくい方にとってはリンクやチェックボックスにマウスカーソルを合わせるのが大変だったり、拡大鏡を併用して確認しながらクリックするといった方もおられるでしょう。

そこで多ボタンマウスをカスタマイズして、ボタンに「Tab」「Shift + Tab」「Enter」キー等を割り当てるとマウス操作が格段に楽になります。
「Ctrl + W」を割り当てれば「閉じる」ボタンにマウスを移動させる必要も無くなりますし、スクリーンリーダーのナビゲーションキーを割り当てるのも良いでしょう。
マウスとキーボードの往復が少なくなるので疲労も軽減し、目視による目の疲れも減ると思います。

ロジクールはソフトがアクセシブルではない

ロジクールのマウスは高性能なものが多いものの、ボタンをカスタマイズするソフトの「Logicool Options」が音声だけを頼りにスクリーンリーダーを使って設定する事が不可能に近いです。

PC-Talker 10、NVDA、Windows ナレーターと全て全滅でした。JAWS は試す環境が無いので分かりません。

旧機種で使用されていたソフト「SetPoint」は余り良い評判は聞かなかったものの、スクリーンリーダーでも十分に使えるソフトだったんですけどね。
これは大変残念なところですが、何度も設定するものでも無いので、少し文字が判別出来る方ならカスタマイズを試して頂きたいです。

また、ゲーミングマウスと呼ばれる分類の機種はカスタマイズするソフトに「ゲーミングソフトウェア」というものを使いますが、こちらもスクリーンリーダーではアクセスが難しいものになっています。

マウスが良いだけに残念ですが、視覚に頼らずにマウスを使うという事は想定していないのでしょうね。

マイクロソフトマウス等の他の機種やソフトも試してみたいのですが、何故かロジクールマウスが手元に沢山転がっているので当分は試せそうに無いです。
ロジクールはキーボードも同じ「Logicool Options」ソフトを使ってキーをカスタマイズする事が出来るので興味の有る方は確認してみて下さい。