PC-Talker ダイレクト操作キーの Firefox への影響

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ダイレクト操作キー方式とは

Ctrl キー を押さないでダイレクトにコマンドを実行させる方式がダイレクト操作キーです。
Webページ内で次の項目へカーソル移動する際、標準では Ctrl + ↓キー ですが、ダイレクト操作キーを使用すると↓キーを押すだけで移動出来る様になります。

ダイレクト操作キーの設定

PC-Talker の設定メニュー「アプリケーション拡張設定 E」の Internet Explorer11 の項目

「Internet Explorer ダイレクト操作キーを使用する(&D)」

にチェックを入れるとダイレクト操作キーが有効になります。

Firefox への影響

「Internet Explorer ダイレクト操作キー」と表示されているにも関わらず、Firefox でも有効になります。

とても便利な機能なので使えるのは良いのですが、問題は Internet Explorer では使えるエディットエリアで F2 キー のエディットコントロールがサポートされていない事。
そして、閲覧操作は簡易になりますが、選択操作や編集操作が逆に煩雑になる事です。

ダイレクト操作キーと重複する標準の Internet Explorer の操作コマンドは Ctrl を一緒に押して実行させる必要が有ります。
更に、コンボボックスやリストボックスでは、Ctrlを押しながら↑↓キーを押しても、選択操作ができないことが有ります。
コンボボックスでは、Alt + ↓キー を押して選択項目の一覧を開き、Shift + ↑↓キー で選択項目を変更
リストボックスでは、Esc を押しながら↑↓キーを押して選択項目を変更

と、既にどのキーと組み合わせて操作すれば良いか分からなくなりますが、一通り試して上手く動かないので、最後に Esc キー を押したらウィンドウが閉じるという悲しい事態になったりします。

Thunderbird への影響

実はメーラーの Thunderbird にもダイレクト操作キーの設定は影響します。
これは Firefox も同じですが、Mozilla Thunderbird 60.0 で新しい UI “Photon”デザインが採用された影響だと思います。

ダイレクト操作キーを有効にしていると、↑↓キーではメールは開封されずに件名だけが読まれ、一番上のメールで更に↑キーを押すとカーソルがあらぬ方へ進み続けます。

Thunderbird 60 ではダイレクト操作キーの恩恵はほぼ受けられません。無効にしていても PC-Talker ではかなり使い辛くなった印象です。

対応策

対応策としてダイレクト操作キーのオン/オフを切り替えるショートカットキーを探したのですが見付かりませんでした。
「Ctrl + Alt + F12」→「E」→「D」で切り替えられない事も無いですが、もっとスマートな方法は無いものか。

せめてエディット操作に置いては IE 以外でも F2 キー でのエディットコントロールがサポートされると良いのですが。