iOS キーボードのアクセシビリティ設定

iPhone は外付け Bluetooth キーボードを接続して、文字入力だけでなく様々な操作をキーボードから行う事が出来ます。
その際、身体の障害等によってキーボードの操作が上手く行えない場合、それを補助するアクセシビリティ機能も用意されています。
設定アプリを開き「アクセシビリティ」→「キーボード」からキーボードのアクセシビリティ機能を設定する事が出来ます。

キーのリピート (Key Repeat)

「キーのリピート」をオフにすると、キーを押し続けても、繰り返しのキー操作が行われなくなります。
キーから指を離すのが遅れてしまい、意図せず繰り返しキー操作が行われるのを防ぐのに有効です。

「キーのリピート」をオンにした上で
「キーのリピート間隔」で3回目以降のキー操作の入力判定までの時間を
「リピート入力認識までの時間」で2回目のキー操作の判定までの時間を調整出来ます。

複合キー (Sticky Keys)

「複合キー」をオンにすると、修飾キーから指を離してもキーが押された状態を維持します。
複数のキーを同時に押す事が困難な場合に有効です。

「Shiftキーで切り替え」をオンにすると、設定を開かなくても Shift 5回で複合キーのオン/オフの切り替えが可能になります。
「サウンド」をオンにすると、修飾キーが押された時に、押された状態が維持されている事をサウンドで知らせます。

スローキー (Slow Keys)

「スローキー」をオンにすると、一定時間キーを押し続けないと入力判定されなくなります。
震え等でキーを連続して押してしまったり、他のキーを意図せず押してしまうといった時に有効です。

「スローキー」を有効にした時のキーが入力判定されるまでの時間を調整する事が出来ます。

小文字キーを表示

「小文字キーを表示」をオンにすると、ローマ字キーボードや英語キーボードで、Shift キーが押されている状態によってキーボード上のアルファベットの大文字/小文字の表記が切り替わります。

適用 : iOS 13.2