iOS 13 で VoiceOver 機能が大幅強化

iOS 13 では「設定」→「一般」の中に有った「アクセシビリティ」の項目が「設定」→「アクセシビリティ」とトップ階層に移動されています。
又、アクセシビリティ機能の「スピーチ」が「読み上げコンテンツ」となり、VoiceOver 設定の「スピーチ」が「読み上げ」と名称変更され、区別しやすくなっています。

読み上げの設定に言語を検出のオプションが追加

「設定」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「読み上げ」に「言語を検出」のオプションが追加されています。
読み上げるテキストに他言語が検出された場合にその言語で読み上げるかの切り替えが行えます。

VoiceOver の句読点・記号の読み上げを詳細に制御可能に

「設定」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「詳細度」に「句読点および記号」の設定が追加されています。
iOS VoiceOver の句読点および記号の読み上げを制御する

サウンドエフェクトを個別にオン/オフ可能に

「設定」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」→「オーディオ」→「サウンド」にサウンドエフェクトを制御するオプションが追加されています。
iOS VoiceOver のサウンドエフェクトを制御する

VoiceOver のジェスチャがカスタマイズ可能に

「設定」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」に「コマンド」オプションが追加され、VoiceOver のジェスチャがカスタマイズ可能になっています。
iOS VoiceOver のジェスチャをカスタマイズする

VoiceOver の設定の使い分けが可能に

「設定」→「アクセシビリティ」→「VoiceOver」に「アクティビティ」オプションが追加され、VoiceOver の設定の切り替えが可能になっています。
VoiceOver 設定をアプリや状況によって切り替える

この他にもアクセシビリティに関する改善が行われており、iOS 13 は大きくアクセシビリティが向上したバージョンとなっています。